はじめに
汎用JPドメインは、一般的なドメイン ( com や net など ) と異なり、すべてのJPドメインを管理するレジストリである、日本レジストリサービス ( 以下JPRS ) にて、以下のように管理されています。
=汎用JPドメイン登録代行を引き受ける業者
GMOペパボ株式会社 が運営しているムームードメインは、株式会社日本レジストリサービス ( JPRS ) 認定の指定事業者です。
- 指定事業者名:GMOペパボ株式会社
- 指定事業者番号:AGNT-1624
=ドメインに関しての管理やトラブル発生時の連絡窓口
個人もしくは会社名・メールアドレス・Webページ・住所・電話番号・FAX番号などが情報として公開されます。 汎用JPドメインを登録するに当たり、JPドメイン名の管理組織である JPRS にて必要とされる情報を、ドメイン登録時にムームードメインから JPRS に提供します。JPRS に提供される情報項目や利用目的などの詳細はこちらをご覧ください。
.JPの登録と情報公開
=ドメインの登録者 ( 持ち主 ) をあらわす番号
登録時には登録者名・担当者と担当者の部署・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレスをご入力いただきますが、実際に JP Whois にてオンライン公開される情報は登録者名のみとなります。よって、通常 JP Whois でオンライン公開される情報は、公開連絡窓口情報 ( ドメインの管理トラブルの連絡窓口情報 ) と、登録者名 ( ドメインの持ち主 ) となります。
なお、ムームードメインでは、お客様のプライバシーを考慮し、公開連絡窓口の代理公開が可能になっております。 代理公開中は、公開連絡窓口がムームードメインとなりますが、コントロールパネルよりいつでもお客様の情報に戻すことが可能ですので、実質お客様がドメインを管理していただけます。
汎用JPドメイン管理の仕組み
ムームードメインでドメインを取得するには、まずムームー ID を取得 ( ユーザー登録 ) します。汎用JPドメインを取得する際には、管理やトラブル時の連絡先として Whois で公開される 『 公開連絡窓口 ( 管理者情報 ) 』 を登録する必要があります。次に、その窓口にてドメインを所有する 『 登録者 ( 登録者情報 ) 』 を登録します。
ムームードメインでは、上図のように、1つのムームー ID で、複数の汎用JPドメインを管理することができます。1つのムームー ID の中に、複数の 『 公開連絡窓口 』 を登録することができ、さらに、各々の 『 公開連絡窓口 』 に複数の 『 登録者 ( 登録者番号 ) 』 を登録することが可能です ( case B ) 。
また、各々の 『 登録者 』 が、複数のドメインを所有することも可能です ( case C )。
ドメインごとに Whois 公開情報を変更することがある場合は、ドメインごとに公開連絡窓口情報を設定しておくと、管理し易くなります ( case A )。
( case B ) のようにすると、同一の 『 公開連絡窓口情報 ( Whois 情報 ) 』 で、複数の 『 登録者 』 が所有するドメインを、一括管理しながら、 各々異なった 『 登録者情報 』 で登録できるので、同じ公開窓口情報 ( 管理者 ) を表示しながら、ドメインの登録者 ( 持ち主 ) だけを変更することが可能です。
汎用JPドメインのWhois情報公開に関する注意点
ドメインを取得する際、ICANN の規則により、ドメインの登録情報などを明確にする必要があり、Whois 情報として公開することが義務付けられています。 汎用JPドメインでは、JP Whois にて公開される情報として、『 公開連絡窓口情報 』 と 『 登録者番号 』 の2つがあります。汎用 JP ドメインを取得・管理を行うには、それぞれの情報登録が必須で、『 公開連絡窓口情報 』 と 『 登録者情報 』 をセットとして ( 関連付けて ) Whois が公開されます。
- 『登録者情報』の『登録者』を変更した場合、同じ『登録者番号』で管理されている全てのドメインの登録者名が変更されます。
- 『公開連絡窓口情報』を変更すると、その『公開連絡窓口情報』で登録している すべての『登録者番号』が所有するドメインの『公開連絡窓口情報』が変更されます。
- 1つの『登録者番号』で管理している複数のドメインを、ドメインごとに『公開連絡窓口情報』および『登録者番号』を別々に管理したい場合は、ドメインの登録や指定事業者変更を行う際に、あらかじめ新規で公開連絡窓口情報をご登録の上、申請を行ってください。