はじめに
属性型JP( .co.jp・.or.jp )は、日本を意味するJPドメインの種類の一つであり、法人様向けに利用されるドメインです。汎用JP( .jp )と同様、日本レジストリサービス( 以下JPRS )にて以下のように管理されています。
指定事業者
ドメイン登録代行を引き受ける業者(ムームードメイン)です。
GMOペパボ株式会社 が運営しているムームードメインは、株式会社日本レジストリサービス ( JPRS ) 認定の指定事業者です。
- 指定事業者名:GMOペパボ株式会社
- 指定事業者番号:AGKZ-0861
担当者情報
ドメインに対する連絡窓口となる人です。
担当者様の個人名・電話番号・FAX番号などがWHOIS情報として公開されます。
技術担当者情報
ドメインの技術的な管理をする人です。
技術担当者様の個人名・電話番号・FAX番号などがWHOIS情報として公開されます。
組織情報
ドメインを取得する組織の情報です。
組織種別・組織名などがWHOIS情報として公開されます。
汎用JPドメインと属性型JPドメインの違い
汎用JPドメイン | 属性型JPドメイン | |
対象 | 日本国内にいる人は誰でも取得可能 | 日本国内に登記のある法人様が対象 |
必要な情報 | 公開連絡窓口・登録者情報 | 担当者情報・技術担当者情報・組織情報 |
WHOIS代行 | 公開連絡窓口に弊社情報を指定可能 | 代行不可 |
属性型JPドメイン管理の仕組み
ムームードメインでドメインを取得するには、まずムームー ID を取得 ( ユーザー登録 ) します。
ムームードメインでは、上図のように、1つのムームー ID で、複数の属性型JPドメインを管理することができます。1つのムームー ID の中に、複数の 『 担当者情報 』・『 技術担当者情報 』・『 組織情報 』 を登録することができます。『 技術担当者情報 』に関しては1つのドメインにつき、最大10個まで指定することが可能です。
属性型JPドメインを取得するまでの流れ
属性型JPドメイン( .co.jp・.or.jp )を取得する際、法人登記が済んでいない場合でも『 仮登録 』という形で属性型JPドメインを取得し、利用することが可能です。また、仮登録後、『 6ヵ月以内 』に法人登記情報の入力を行う必要があり、これを過ぎるとドメインが廃止になります。